2024.09.05
【投資の真相】金融機関のプロより個人投資家が有利な点とは
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
金融機関のプロより個人投資家が有利な点
株式投資やFX投資で自分の判断で売買する取引を『裁量取引』と言いますが、裁量取引にあたり、世界情勢や金融のマーケットの情報をいち早く手に入れられる金融機関のプロが取引に有利だろうというのは、投資家であれば誰もが思う事です。
売買を判断する情報についてはプロの方が勝っていますが、実は唯一と言っていい”個人投資家の方が優れている”という点があります。それは『無理に取引しなくても良い』という点です。
金融機関のプロは取引を仕事にしているので、無理にでも取引しなければなりませんが、個人投資家は取引を仕事にしていないので(専業除く)無理に売買する必要はありません。
今回は、ここまでお伝えしてきた事を踏まえて、継続して利益を得るための投資の取り組み方についてお伝えします。
毎日取引するのは意外と難しい
株式投資やFX投資で裁量取引がしたいという方の多くは、毎日、もしくはそれに近い頻度で取引をしたいと考えています。実際に当学院の受講生もそのぐらいの頻度で売買したいと思っている方が多くいらっしゃいます。
そういう希望を持っている方にお応えすべく、毎日取引できるような売買方法もお伝えしておりますが、実際に毎日取引するのは難しかったりします。それは、「忙しい」「寝ていた」など私生活の都合が主な原因です。
また、デイトレーダーのように毎日売買を繰り返して、「やればやるほど稼げる」という間違ったイメージを持ってしまうというのも原因と言えます。実際はやればやるほど混乱して損するというパターンの方が多いです。
適切な売買の頻度
では、適切な売買の頻度はどれぐらいなんでしょうか?人によって答えは変わりますが、週1回や月1回程度が無理なく行える頻度です。(ここで詳細を説明すると、例えば週1回というのは毎日10分ぐらい値動きを確認して、適切な売買タイミングが週1回ぐらいという取引です。値動きを確認する頻度と売買をする頻度は異なります)
例えば上記のチャートはNZDCADという通貨ペアの日足チャートですが、1日1回チャートを確認してRSIが売買ポイントに到達しているか、確認して条件に達していたら売買する方法ですので、売買頻度は2カ月に1回などになります。
このような取引に慣れると、取引に時間を使う事なく資産を増やす事ができるようになります。まさに、タイミングが来るまで待てる個人投資家の強みを活かした取引です。
正しい投資を学ぼう
今回お伝えしたような、株式投資とFX投資の取引頻度と取り組み方などは基本的な事ですが、知っている場合と知らない場合では、投資を継続できるかどうかという点など”差”が出てきます。
自分はどのように投資に取り組みたいのか、または自分の投資に対するイメージと実際に取り組む時に違いはあるのかなど、基本的な事から学びたいという方は現在、参加受付中の投資入門講座に参加してみてください。正しい投資を理解する一歩になるはずです。
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沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている