【投資の基本】希少資産が熱い！金・ビットコインが高騰する3つの理由

元金融機関プロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

長期的に価格上昇中

最近、ビットコインが歴史的高値を更新しております。つい最近は金価格も上昇し歴史的価格を更新していましたが、共通点はあるのでしょうか？今回は金とビットコインを例に「価格は需要と供給で決まる」という投資の原則をお伝え致します。

※金やビットコインの購入を推奨するものではございません。

チャートで値動きを確認

BTCUSD（ビットコインとUSドル）月足チャート

GOLD（金）月足チャート

どちらも右肩上がりに上昇しつづけています。こういう投資対象をみつけて、安いうちに買ってほったらかして大きく資産を増やしたいというのが、多くの投資家の本音だったりしますが、共通点はあるのでしょうか？

1. 供給が限られている

金は年間産出量が地上在庫（採掘済みで世の中に存在する金の総量）の約2％に過ぎず、新規鉱脈の発見も減っています。ビットコインは4年ごとに半減期があり、最終上限は2100万枚。現在すでに9割以上が採掘済みで、残りは今後100年以上かけて少しずつしか増えません。増えにくい資産ほど、需要の変化がそのまま価格に反映されやすくなります。

2. 世界のお金（マネーサプライ）は増えている

世界の通貨量は経済成長と物価上昇を背景に毎年数％ずつ膨張しています。通貨の価値が薄まるほど、増えない資産に資金が流れやすくなります。金は「実物インフレヘッジ」、ビットコインは「デジタル版の金」として注目され、世界中でお金が増えていることが、値段を押し上げているんです。

3. 需要を刺激するストーリーがある

金は地政学リスクや金融不安が高まるたびに「安全資産」として買われます。ビットコインはETF上場や大手企業の購入発表など話題性が豊富で、投資家層が広がっています。需要を後押しするストーリーが繰り返し生まれることで、限定的な供給と相まって価格が一段と跳ね上がりやすくなります。

まとめ

「数が増えない」「世の中に出回るお金が増える」「みんなが欲しくなる理由がある」この3つがそろえば、値段は自然に上がります。金やビットコインが高くなっているのは、この“欲しい人が増えるのに、物が増えない”というシンプルな仕組みが働いているからです。

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沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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