元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

投資は手法だけじゃない！！

株式投資やFX投資は、自分が売買したいと思ったタイミングで取引できます。だからこそ、どういうタイミングで買って、どういうタイミングで売るのかという『手法』が注目されがちです。

値動きを捉えるテクニカル分析や、経済情勢を見極めるファンダメンタルズ分析など、手法の分析方法は小分類まで合わせると数えられないぐらいあります。

その中で、上手く結果が出る方法を見つけると「これさえあれば大儲けだ！」という気持ちになりますが、手法だけで継続的に利益が出ることは殆どありません。

そこで今回は、投資で手法を身に付けた後にやるべきことについてお伝えします。

具体的な目標設定

手法を身に付けた後にやるべきことの1つに目標設定があります。「元本、期間、目標額」の3つを決めましょう。

この3つを決めないで「なんとなくお金が増えればいいや」と取引すると、利益が大きくなった時に「儲かったからいいや」と無計画な取引をしてしまう可能性が高くなりますのでまずは「元本、期間、目標額」を決めましょう。

期間や目標額はある程度取引を行ってから変更してもいいのですが、毎回変更すると意味が無くなるので、変更はほどほどにしましょう。

目標を達成したら出金する

例えば、10万円の資金を1年で20万円にするなどの目標を達成したら出金しましょう。出金する事で、目標を達成したという実感が沸きます。

そして次は、20万円の資金を1年で40万円にするなどの目標を立てれば、計画的に資産を増やしているという自覚が芽生え、感情的に取引する可能性を抑えることができます。

すぐに入金しない

一度、目標を達成したら計画通り取引できたか見直しましょう。ここが最も重要です。計画（ルール）通りに取引できたら計画をグレードアップしましょう。

逆に計画どおりにできていなければ、その目標達成は再現性が無く偶然かもしれません。なぜ計画（ルール）通りにできなかったかを考えて、計画を見直しましょう。

なぜ手法の後に目標設定なのか

株式投資やFX投資に取り組むにあたって、殆どの方が最初に目標設定をしてしまいます。例えば「1年で100万円ほしい！」などの設定です。

知識も技術も身についていない段階で目標設定すると、その目標を達成するために無理やりロット（取引量）を上げて達成しようとする可能性が高くなります。そういう取引はギャンブル性が高いのでおすすめしません。

まずは、値幅が獲得できる手法を身に付けて、その後に目標設定をするようにしましょう。

計画的にステップアップする

今回は、投資の手法を身に付けた後にやるべき事と題して、目標設定などについてお伝えしました。

投資で継続的に、計画的に、利益を上げ続けるには”必要な事を必要な順番で学ぶ”必要があります。

間違った方向に努力すると、お金と時間を失ってしまいます。
正しい方向に努力すると、お金と時間を増やす事ができます。

より効果的に、賢明な投資家になりたければしっかり学べる環境に身をおいてみてはいかがでしょうか。

テレビ出演

2023年8月23日（水）1:55よりRBC琉球放送の『ゆうわく時間』に出演します。

以前の出演の様子

正しい投資を正しく学べる場所がある事を、お伝えできればと思います。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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