2021.05.20
暗号通貨投資やFX投資をするうえで必要なもの
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
昨日、ビットコインをはじめとする暗号通貨の価格が大幅下落しました。
中国の金融機関に対してビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の関連業務を禁じる通知を出したことが原因なようですが、原因は何であれ『値動き』があるものは同じような動きをするということを再認識する機会でもありました。
今回は暗号資産とFX投資の値動きを用いながら投資をするうえで必要なものをお伝えします。
値動きがあるものに通用するテクニカル分析
早速ですが、こちらの画像がビットコインの値動きです。
そしてこちらが、2019年のドル円の値動きです。
どちらも急落しており、似たような動きをしています。
値動きを表すチャートに表示しているのは移動平均線と言われるものですが、どちらとも線を下回って大きく下落しておりますので、『下回ったら買っているものを売る』または『売りから入って下がったら買う』などの基準とすることができます。
今回の移動平均線はほんの一例に過ぎませんが、テクニカル分析は暗号資産投資や株式投資、FX投資など値動きがあるすべてのものに通用する分析方法です。(適用すれば必ず儲かるという訳ではありません。)
投資にはルールが必要
今回の暗号通貨のように投資の世界は『上がるか下がるか分からない』不確実性が高いものです。その中で継続的に利益を得るためには、『〇〇になったら取引を開始する』『○○になったら利益を確定する』『○○になったら損失を確定する』などのルールが必要です。
もしルールが無ければ「損失になればいくら」というのも分からず、どれぐらいのリスクを取っていいか分かりません。「このまま上がり続けるだろう」「放っとけば戻るだろう」などと待っても、下がり続けて損失が大きくなる可能性もあります。
私は数多くの個人投資家と接してきましたが「放っとけば戻るだろう」と約15年間我慢しつづけた人も知っています。
想定外のお金や時間を失わないためにも、投資をするうえで『ルール』が必要なのです。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている