2023.01.25
【たった1割】投資やFXで利益を出す人の考え方
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。
どのような投資やFXも、損失を出すリスクがあります。一般的に9割のトレーダーが相場から退場するといわれており、継続的に利益をあげているのは1割とも言われています。
では投資やFXで継続的に利益を上げ続けているトレーダーと相場から退場してしまうトレーダーでは、何が違うのでしょうか?
投資やFXで失敗する原因や継続的に利益を上げ続けるコツなどについて紹介します。
投資やFXで失敗する原因
FX取引に限らず投資全般に共通して言えることは、負けの取引がゼロはあり得ないということです。厳しい表現になりますが投資をしていれば必ず負けがあります。
その中でもFXは、失敗により相場からの撤退を余儀なくされる方も多いです。失敗する原因はどのようなことがあるのでしょうか?
例えば
・損切りができない
損失を確定させる行為に抵抗を持っている方がとても多くいると感じます。しかし、損失が少額のうちに損を受け入れることがとても重要です。
・高いレバレッジ
レバレッジを利用し取引できるのはFX最大の魅力です。しかし高いレバレッジ=危険ではありません。レバレッジを使うことで、資金に対し損失許容額が高いとリスクが高くなります。
・感情に任せた取引
実際のお金をかけての取引は誰でも感情は左右されてしまうものですが、不安要素のある取引や負けが続き怒りの感情が入っている取引は更に失敗を重ねてしまう原因となりかねません。
・過剰な取引をする
いわゆる「ポジポジ病」ともいわれる状態です。数打てば当たるといった、根拠がないのに沢山トレードをしてしまうと結果的に、損失を重ねてしまうことになります。
この中で今、失敗が続いている方は思い当たるところがあるかもしれません。
しかし、FXの世界には利益を上げ続けているトレーダーが存在することも事実なのです。では、どのような対策をしているのでしょうか?
継続的に利益を上げ続けるコツ
FXでは多くのトレーダーが失敗で損失を積み上げてしまい、相場から撤退をしていると言えます。では利益を上げ続けているトレーダーは、どのようなコツを身に付けているのでしょうか?
例えば
・損失を受け入れ次に繋がる損切りを心がける
プロのトレーダーでも勝率100%はありません、損切りで負けを受け入れているから次の利益を期待することができるのです。損切り注文はあらかじめ出しておき、『途中で変更しない』『取り消さない』を心がけましょう。
・取引ルールを作成しそのルールを守りながら取引を行っている
感情に負けないような、しっかりとした取引ルールを身に付けることも重要です。相場に合わせるのではなく、自分のルールに沿ったときに取引を行うようにしましょう。
・資金に対し損失許容額が高い無理な取引を行っていない
最初から高いレバレッジで無理のあるロット数を持つよりも、レバレッジを低くし少ないロット数から慣れていくことをおすすめします。余裕をもった資金管理が大切です。利益は小さくても、慣れてから少しずつロットを上げるようにしましょう。
以上のことが、継続して利益を上げ続けているトレーダーの特徴といえます。特に「投資は自己責任」、「損失を受け入れ最小限に抑える」という点が、FXで利益を上げ続けるために必要なことと言えるでしょう。
まとめ
FXは9割のトレーダーが相場から退場していくと言われるくらい厳しい世界です。FXで失敗する多くの方に共通して言えることは、「被害者意識」があることです。投資の世界ではすべて自己責任であり、そういった意識の高い人たちが生き残ります。「利益も損失も自己責任、収入も損失も自分が決める」という覚悟を持って取り組みましょう。
--ブログでは書けない話は学院長メルマガにて配信中です!
【著書】投資で人生を豊かにする5つのルール
(Amazonにて販売中:ミリオンパブリッシング刊)
FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている