2025.12.25

【謹賀新年】今年こそ始めたい人へ:投資が続く“最初の1ヶ月”の作り方

元金融機関プロ為替ディーラー、沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は、
「今年こそ投資を始めたい」
「NISAの積立はしているけど、この先どうすればいいか不安」
という気持ちが強くなる時期です。

ただ、ここで大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。
投資は、センスよりも「続く形」を作れた人が強いです。

今日は、投資未経験の方やNISA積立をしている方が、無理なく続けられるように
“最初の1ヶ月”をどう作るかを分かりやすく整理します。

【この記事でお伝えすること】
1) 投資が続かない人が最初にやりがちな落とし穴
2) 投資が続く人が先に作っている「余裕」と「順番」
3) 最初の1ヶ月を迷わず進める具体的な進め方(週ごとのやること)

最初に知っておいてほしいこと:続かない原因は「頑張り過ぎ」

まず最初に、投資が続かない人に共通するのは「頑張り過ぎること」です。

1) いきなり勉強量を増やす
2) いきなり大きな金額を入れる
3) いきなり難しい話に手を出す

これをやると、途中で苦しくなって止まってしまいます。

逆に、うまくいく人に共通するのは「余裕がある状態」を先に作ることです。
余裕があるから、値動きが逆行しても慌てず、決めた通りに続けられます。

そこで、最初の1ヶ月は「順番」を固定して進めるのがおすすめです。

最初の1ヶ月でやることは、この3つだけ

1) 投資の目的を言葉にする(正解探しではなく、考える)
2) 余裕資金の範囲を決める(無理な金額をやらない)
3) 続けられる形にする(やり方をシンプルにする)

この3つができると、投資は驚くほど楽になります。

第1週:目的を決める(これがブレると全部ブレます)

当学院の個人投資家育成コースでも、最初に必ずお聞きしています。

1) 投資でうまくいったら何がしたいですか?
2) いくらを、いつまでに、いくらに増やしたいですか?

ここで大事なのは、達成できるかどうかを判断することではありません。
一度考えてみること、言葉にしてみることが大切です。

目的があると、相場が逆行したときでも判断がブレにくくなります。

第2週:余裕資金の範囲を決める(守れない計画は続きません)

投資で一番つらいのは、“値動きが逆行する瞬間”です。
そして、その逆行に耐えられるかどうかは、メンタルよりも「余裕」で決まります。

そこで、第2週は金額を決める週にします。

1) 生活に影響しない金額はいくらか(まずはここを確定)
2) 逆行しても落ち着いていられる範囲はどれくらいか(例:評価額が1万円のマイナスなら平気、3万円だと不安、など)
3) 値動きが大きいものに挑戦するなら、最初は金額を小さくしてダメージを小さくする(例:少額から始める/一度に入れすぎない)

この「余裕の範囲」を決めるだけで、続けやすさが一気に上がります。

第3週:やることを絞る(情報を増やさない)

第3週は、勉強を増やすのではなく「迷わないための基準」を作る週です。
ポイントは、商品名や流行を追う前に、見方を決めることです。

1) 何が原因で増えたり減ったりするのか(株価?金利?為替?)
2) どれくらい上下しやすいのか(値動きの大きさ)
3) 自分は何を優先したいのか(増やすスピードより、安心して続けることを優先するのか)

これが分かると、SNSや動画を見ても振り回されにくくなります。

第4週:続く仕組みにする(ルールを1つだけ決める)

最後の週は、続けるための「仕組み化」です。
難しいルールは不要で、最初は1つで十分です。

1) いつやるか(例:週に1回、日曜の夜に5分だけ確認)
2) 何を見るか(例:積立は続ける、残高を見るだけ、余計な情報を増やさない)
3) どうなったら見直すか(例:積立額を増やすのは、家計に余裕が出てから)

投資は、続けられる形にできた時点で勝ちやすくなります。

今日やることを1つに絞るなら(このどれか1つでOK)

1) 投資でうまくいったら何がしたいかを、1行で書く
2) 投資に回しても困らない金額を、ざっくり決める
3) 1ヶ月は「増やす」より「続く形を作る」を目標にする

【次回(1/4)予告】
次回(1/4)は、投資入門講座のご案内をお送りします。
今回の内容を踏まえたうえで、初心者の方が迷いやすい

1) 自分に合う投資の選び方
2) 何を学べば遠回りしないのか
3) 最初に身につけるべき「考え方」と「判断基準」

を、さらに分かりやすく整理してお伝えする予定です。

沖縄トレード学院
学院長 新里 竜一