2023.03.16
【不景気でも大丈夫!】景気に左右されない投資のスキルとは
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
景気に左右されないスキルで不安を解消する
「ずっと好景気」で「ずっと収入が増え続ける」というのは誰もが抱く理想です。しかし、残念ながら、景気には波があり好景気と不景気を繰り返します。
2023年3月現在は、インフレが原因で不景気になるというのが金融界隈での大方の予想ですが、予想が当たるかどうかよりも不景気になった場合に対応できるスキルを持っているかどうかが重要です。
今回は、景気に左右されず収入UPする投資のスキルについて解説します。
『不景気なのに投資で利益』はできるのか?
結論から言うと、できます。これは何も投資経験が豊富で裏技的な事を知っていないとできないという訳ではありません。知っていれば誰でも不景気を投資の味方にする事ができます。
前提として、『好景気の場合は上昇』『不景気の場合は下落』という値動きで解説しますが、不景気で利益を得るためには下落局面で利益を得れば良いと言えます。
日経平均
ドル円
株式投資は、好景気になって業績が上がって株価も上昇するというシナリオが前提ですので、基本的には下落局面で”売り”から入って利益を得る事はできません。株価が下がるまで待って、安く買ってまた上昇するのを待つ事になります。
株式投資とよく比較されるFX投資では、下落局面(ドル円だと円高)で”売り”から入って利益を得る事ができます。
投資の仕組みの関係で、不景気でも利益を得る投資をするなら株式投資ではなくFX投資という選択になります。
不景気に強いと言われる株式銘柄の動き
株式投資の中に『ディフェンシブ銘柄』という景気に業績が左右されにくい銘柄があります。生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などの企業が代表的です。
では、沖縄のインフラである沖縄電力の株価チャートを見てみましょう。
2007年からのリーマンショック以降の不景気に時には、株式市場に連動して株価は下落しております。また最近では、燃料価格高騰で業績が悪化しております。
不景気に強い『ディフェンシブ銘柄』と言われても、やはり不景気の影響を受けるため利益になりにくいのが実情です。
景気に左右されず収入UPするスキル
今回は分かりやすく株式投資とFX投資を比較しましたが、ここでお伝えしたいのは投資を身に付ければ景気に左右されず収入UPを狙えるという事です。
不景気になれば業績が下がる会社が多く、多くの方が収入が下がってしまいますが、自分で収入を増やす事ができれば備えとなり不安が小さくなります。
自分の収入を自分で増やしたい方は、投資を学んでみてはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている